福井県越前市の第33回菊花マラソン(同市、市教委、市体協、武生商工会議所、福井新聞社主催)は3日、武生西小をスタートし、武生三中をゴールとする日本陸連公認の越前の里ハーフマラソンコースで開かれた。県内外のランナー4057人が、歴史薫る式部の街を駆け抜けた。
時折雨が降ったがレース中の最高気温は13・6度とまずまずのコンディション。午前9時のハーフを皮切りに、オープン種目の2キロチャレンジの部を含む5種目27部門の出場者が次々とスタートした。
ランナーは沿道の声援を受けながら、菊の香り漂うたけふ菊人形会場近くから市街地を抜け、日野川など豊かな自然を楽しみながら疾走。ハーフは味真野や粟田部地区まで足を延ばし、思い思いのペースでゴールを目指した。