第11回南越前町花はす早朝マラソン(福井県南越前町、町教委、町体協主催、福井新聞社共催)は19日、同町のウォーターランド南条付近を出発点に、2~10キロの4コース18部門で行われた。全国各地から参加した2777人が、陽光に輝く花ハスの咲く里を駆け抜けた。
今回は同町の合併10周年を記念し、初めてゲストランナーを迎えた。世界陸上選手権大会の出場経験がある同県若狭町出身の双子ランナー、大南博美・敬美姉妹が参加者にエールを送った。
開会式で名誉大会長の川野順万町長が「沿道からの温かい声援、美しい景観、澄んだ空気、ボランティアのおもてなしなど、手作りの大会の魅力を体感してください」とあいさつした。
午前6時半の2キロの部から順次スタート。鮮やかに咲き誇るピンク色の花ハスに出迎えられながら、ランナーは思い思いのペースで走り抜けた。
約500人の町民ボランティアが給水所やゴール地点などでランナーをサポート。冷たいおしぼりやかき氷を振る舞ってランナーの疲れを癒やした。