福井県越前市の第３４回菊花マラソン（同市、市教委、市体協、武生商工会議所、福井新聞社主催）は３日、武生西小をスタートし、武生三中をゴールとする日本陸連公認の越前の里ハーフマラソンコースで開かれた。県内外の３８１７人が、秋深まる紫式部のまちを駆け抜けた。
３８１７人が力走した菊花マラソン＝３日、福井県越前市錦町
開会式では大会長の奈良俊幸市長が「練習の成果を発揮し、目標タイムで全員が完走されることを祈っています」とランナーを激励した。午前９時のハーフを皮切りに、オープン種目の２キロチャレンジの部を含む５種目２７部門の出場者が次々とスタートした。
当初は青空が広がっていたが、後半は雨の中のレースとなった。ランナーは沿道の声援を受けながら、市街地や日野川河川敷を疾走。秋色に染まる日野山など、豊かな自然を楽しみながらマイペースでゴールを目指す参加者の姿もみられた。