第10回わかさあじさいマラソンenjoyガイド
舞台となる若狭町は町制10周年を迎える。「鯖街道」の宿場町として栄えた熊川宿はじめ、「自然の宝庫」として2005年にラムサール条約に登録された三方五湖、これら湖の大パノラマが楽しめる観光道路レインボーライン、縄文遺跡を擁する魅力ある地域だ。
わかさあじさいマラソン大会は、旧上中町が実施していたのを、05年に合併した若狭町が引き継ぎ「わかさあじさいマラソン」(福井新聞社後援)にリニューアル。今回は、第10回記念大会となる。
若狭町の野木小グラウンド前を発着点とし、日本陸連公認コースのハーフと10キロを含め、5種目15部門で行われる。コースは、道幅がゆったりとし、フラットで走りやすくなっている。ハーフ部門は金メダリスト高橋尚子を育てた小出義雄監督のお墨付きだ。ハーフコースの制限時間は3時間と余裕を持たせ、自然や田園風景を楽しみながら、ゆっくり走りを満喫することができるのが人気のポイント。ゲストランナーには、若狭町出身の大南博美・大南敬美姉妹を迎える。
マラソンを愛する参加者に大チャンス。完走者には、わかさあじさいマラソン代表としてNAHAマラソン(沖縄)への参加枠(2本)や若狭町宿泊券(10本)が用意され、それぞれ大抽選会でプレゼントされる。また、会場では地元特産品が当たる抽選会も行われ、記念大会ということで内容もボリュームアップしている。
大会事務局では「自然豊かな若狭町は、瓜割の滝、熊川宿、三方五湖をはじめとする観光名所豊富です。マラソン大会にご参加いただくにあたり、若狭町の民宿等で海の幸をご堪能してみてはいかがでしょうか。宿泊については、若狭三方五湖観光協会にお問い合わせいただければお好みのお宿を斡旋させていただきます。日本海の幸を中心としたおもてなしの心で皆様をお迎えします」と、ランナーに呼び掛けている。
【表彰】
各部門 1~6位に賞状、賞品
完走者(時間内)に完走証
【参加賞】
・わかさあじさいマラソンオリジナルTシャツ
・わかさ瓜割の水(500ml)
・10周年記念マフラータオル(今回限定!)
参加者の中から抽選で特産品などが当たる
【救護態勢】
・医師2名、看護師2名、REM自転車救護隊5名程度
・AEDは本部救護1台、現場(救護車1台、医師1台、監察1台、REM1台)
【サポート】
・給水ポイント:9カ所(コース上8カ所、ゴール1カ所)
【距離表示】
・残りの距離をあと1、2、3、4、5キロとそれぞれ表示
・各中間点、各関門、その他適宜表示看板有り
【高低差】
44.5メートル
【担当者からアピールポイント】
(1)若狭町制10周年に加え、第10回記念大会となるこの日本陸連公認コースは自然豊かなフラットコース。
(2)自己記録更新を狙うランナーの快走やハーフを友達同士で楽しむなど初夏の若狭を堪能できるマラソン大会。
(3)若狭町出身の大南博美・大南敬美姉妹(ユティック陸上部所属)も大勢の皆様をお迎えし、完走後は大抽選会を開催。
(4)「NAHAマラソン」や「若狭町内宿泊券」など数々の「特産品」も当たる大抽選会で盛り上げ、若狭町がお届けする人情・歴史文化・特産物が堪能できる記念大会。
【トイレ】
・大会主会場に多数
・コース上4カ所 主会場に近い方から順に①たいしたもん屋野木店、②上中土建砕石プラント(堤地係)、③JR若狭有田駅、④JR大鳥羽駅
【駐車場】
会場の道を挟み、農道の片側を駐車エリアとしている。誘導員の指示に従い駐車する。
(サイト内、わかさあじさいマラソンのコース地図参照)
【シャトルバス】
会場へは、JR上中駅裏(7:05、7:35、8:10発3便)
大会終了後は、上中化学前(11:00、11:30、12:00、12:30、13:00発5便)
※その他、公共交通のJRバスも有り
【観光スポット】
▽鯖街道と熊川宿:若狭町南東部の滋賀県境にあり、若狭と京を結ぶ鯖街道の宿場町として栄えた。1996年に国の重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区に指定され、1.1キロにわたって伝統的な町並みが続く。江戸時代の宿場町の雰囲気が今に伝わる。
▽梅丈岳山頂・バラ園:有料道路「レインボーライン」の山頂公園で、梅丈岳の駐車場からリフト、ケーブルカーで上がる。山頂からはラムサール条約に登録された三方五湖や若狭湾が一望でき、ここには110種約600株のバラが植えられ、5~6月頃には色鮮やかな花が咲き誇り、香りが漂う。願いがかなうといわれる「天狗のかわらけ投げ」やカップルが永遠の愛を願う「誓いの鍵」のコーナーと魅力たっぷりのスポットとなっている。