福井県越前市の第35回菊花マラソン(同市、市教委、市体協、武生商工会議所、福井新聞社主催)は3日、武生西小をスタートし、武生三中をゴールとする日本陸連公認の越前の里ハーフマラソンコースで開かれた。県内外の3640人が、歴史薫る町並みを駆け抜けた。
午前8時55分のハーフを皮切りに、オープン種目の2キロチャレンジの部を含む6種目29部門の出場者が次々とスタート。菊の香り漂うたけふ菊人形会場近くから市街地を抜け、日野川河川敷や東部エリアの田園地帯を疾走した。
ハーフの出走前後や後半は雨に見舞われたが、ランナーは沿道の声援を受けながらゴールを目指した。35回を記念し設けられた7・4キロの「村国山コース」では、幅広い世代が色付き始めた同山で健脚を競った。