大会の舞台となるおおい町は、海、川、山と周囲360度自然があふれる町。特産品には、名田庄漬けやジネンジョそばなどがあり、毎年8月には二大イベント「若狭おおいのスーパー大火勢」と「星のフィエスタ」が盛大に開催され、多くの観光客で賑わう。
マラソンのスタート位置はおおい町名田庄小倉のあきない館から少し離れた南川堤防で、あきない館がゴールとなっている。種目は2、3、5、10キロと新種目の2時間チャレンジ走がある。2キロは親子ファミリー(小学1~4年とその親)、小学男女、3キロは中学男女、高校生以上の一般男女、5キロと10キロは一般男女となっている。
事務局では「マラソンをとおして健康の増進と地域とのふれあいを目的とした小規模な大会です。はじめてマラソン大会に出ようと思われる方にも気軽にご参加いただけます」としている。
【表彰】
種目別 1~3位(賞状・メダル)
4~6位(賞状・楯)
完走者に記録証
【参加賞】
(1)タオルとおおい町名産品
(2)制限時間内の完走者に完走賞
(3)完走者に抽選で、おおい町特産品プレゼント(ゴール後抽選)
(4)その他特別賞
【救護態勢】
本部に医師1名と看護師
救護車2台にそれぞれ看護師乗車
AED3台(本部1台、救護車にそれぞれ1台)
【サポート】
給水ポイント コース途中に3カ所、ゴールに1カ所
【距離表示】
1キロ毎
【高低差】
ほぼフラット
【アピールポイント】
のんびりとした、山あいの田園風景が広がるフラットなコース
【トイレ】
名田庄あきない館
【駐車場】
名田庄総合事務所
名田庄小学校
南川河川敷(スタート地点近く)
【観光スポット】
◇県こども家族館:多彩な遊び空間や創作工房を有する体験型施設。施設の目玉「あそび探検ゾーン」では、日本最大級という約二十万個のボールを使ったプールに巨大帆船を設置し、操舵シミュレーターやボールを飛ばせる大砲などがある。「ちびっこひろば」や「クッキング工房」「ものづくり工房」などもあり、月替わりの多彩なイベントが人気を集めている。
◇野鹿の滝(のかのたき):30メートルの高さから激しく流れ落ちる勇壮な滝で、若狭地方最大といわれる。辺りはひんやりとした空気が漂い、厳しい残暑を忘れるための隠れたスポットとなっている。京都府との境に位置する。
◇暦会館:おおい町名田庄は、平安時代の陰陽家・安倍晴明を始祖とする土御門家ゆかりの地。土御門家は応仁の乱の戦禍を避けて京から名田庄の納田終に移り住み、その後120年にわたり全国の陰陽師を支配。朝廷や将軍家のことを占い、暦を作っていた。同会館には同家や暦、祈とう、易に関する史料が保存、展示されている。